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高血圧とは逆の低血圧に悩む人も

低血圧の人の体の状態は例えれば、なかなかエンジンがかからない車のようなものです。
血圧が低いと血行不良を起こすため、起きてもなかなか身体の隅々にまで酸素や栄養分が行き渡らず、迅速に行動することができません。
起床時の不快感が主な症状だけの場合も少なくないので、さほど心配するまでもない、とも考えられますが不愉快な毎朝を迎える状態が、この先一生続くと考えれば身も心も負担なのは明らかです。

対処法を考える前提として、低血圧の種類について考えてみましょう。
大きく分けて2種類あります。

本態性低血圧症

まずひとつは、本態性低血圧症と言われるもの。
これは体質として血圧が低い傾向が見られる状態です。
血圧には遺伝的要因が大きいと言われており、親が血圧が低い傾向があると、子供に引き継がれることも少なくありません。
本態性低血圧症の特徴的な症状として、起床時に立ち上がる動作等、急激な運動により血圧低下をきたして、立ちくらみを起こす起立性低血圧症が見られることがあります。

食事性低血圧症

血圧が低下する原因としては食事性低血圧症があります。
これは食後消化器官に血流が増加するために、頭部への血流が不足し、食後に立ちくらみを起こすなどの症状が見られます。

それでは低血圧とは、具体的にはどのくらいの血圧の状態を指すのでしょうか。
低血圧に関する基準については、各国の医学界でも判断基準はまちまちなのが現状ですが、WHO(世界保健機構)が、最低低血圧60mmHg以下をひとつのの世界共通基準としていますので、これを参考にする判断すればほぼ間違いはないでしょう。
ただし低血圧では自覚症状に個人差が大きく、さほど低くなくても立ちくらみなどの自覚症状を伴う場合もあれば、逆に相当血圧が低くても身体的不調を覚えない人もいます。

また、症候性(二次性)低血圧症は注意が必要です。
症候性(二次性)低血圧症は心筋梗塞や不整脈などの循環器系の疾患に起因する可能性があるからです。
普段低血圧に無縁だった人が急激に、低血圧症状に襲われたときは、医師の診察を受けてください。

低血圧の改善方法(食べ物・運動・サプリなど)

それでは本態性低血圧症に起因する、起立性低血圧症や、食後にふらつきを覚える食事性低血圧症などを改善するにはどのような対策を取るべきでしょうか。
この点については血圧を調整する自律神経との関係からアプローチを検討するのが妥当でしょう。

自律神経は体内の臓器や神経、血管などの日々の調整をつかさどる神経です。
交感神経と副交感神経がバランスよく機能していることが大事です。
そのためには適度な睡眠時間を確保することが重要です。

また、自律神経はストレスによる影響を強く受ける側面もあります。
そこで自分なりにリラックスできる方法を身に着けておきましょう。

低血圧による不快な症状の改善を関挙げる時には、基本的には規則正しい生活習慣がカギを握るので睡眠時間やリラックスタイムのほかにも、食生活の改善も重要です。
特に女性では無理なダイエットによる偏った食生活が常態化している方が少なくありません。
特に塩分やミネラル、タンパク質などをバランスよく摂取することが大事です。
低血圧の人は塩分を意識してとるようにしてみましょう。
ただし、厚生労働省では男性では1日7g、女性では1日6gが上限とされているので、摂りすぎには注意してください。

血流を良くする観点でみれば軽い運動や、ウォーキングは全身への血流を自然に増加させてくれるので、毎日の生活に運動をとりいれるのも一案です。
血流改善と言えばマッサージも効果的です。
アロマオイルなどを利用すればリラックス効果も高まります。

低血圧に効果的なサプリメントを利用する方法もあります。
低血圧にはプロポリスを主原料にしたサプリメントが良く使用されています。
プロポリスには普段の食事からでは摂取しにくい成分が豊富に含まれているので、低血圧にも有用な面が期待されて服用されています。